BOOKS, 子育て

2歳から3歳にかけて絵本を読まない状況になった時の解決策は?

★この記事の目次★

 

はじめに

 

 

情緒を育むという点において絵本教育を取り入れているご家庭も多いかと思います。

また毎月質の良い本の配本を専門の絵本屋さんに頼んでいる方も多数いらっしゃいますね。

私も幼い頃に出版社の配本を取ってもらっていた口ですので、気がつけば自分の周りには素敵な絵本がたくさんある状態になっていました。

小さな図書館といっても過言ではないぐらい、配本を契約していると数年間でもかなりの冊数がコレクションとして増えます。

しかし、子供たちの興味は日に日に広がり、今まではあまり興味を示さなかったテレビやスマホの動画、YouTubeなどにも関心を抱き始めますね。

ということで今回は、

2歳から3歳にかけて絵本を読まない状況になった時の解決策はどんな方法か?実践や過去の経験談などをもとに、再び絵本に対して関心を向かせる方法を考えていきたいと思います。

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2歳から3歳にかけて絵本を読む量が減った?

 

 

まず私の周りの体験談や経験談からお話をすると、親が所有をしているスマホに興味を示す子供はほぼ全員ではないかと感じます。

またそのスマホで親がYouTubeやインスタグラム、TikTokなどを観ていると自然と興味が行ってしまうのも無理はないかと思います。

さらに自宅で聞いている音楽や流し見をしているテレビ番組、Netflixやアマゾンプライムビデオなど、すぐに面白いアニメが流れる魔法のアプリやツールに子供達は目を輝かせています。

そうなれば、やはり動く楽しいものの方に興味が傾いてしまうのは自然なことかと思います。

するとどうでしょう。

あれだけ以前は1日に10冊以上も読み繰り返していた絵本が、今は1冊も読まない日があったりします。

ではどのような方法で再び絵本に興味を抱かせることが出来るのでしょうか?

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2歳から3歳にかけて絵本を読まない状況になってしまう原因は?

 

 

実は一度離れてしまった絵本への興味を再び向けるためには、ごく簡単な方法があるのです。

よく「テレビの時間を減らしましょう」とか「親が子供の前でスマホをいじるのは極力控えましょう」といった提案がネット記事では見受けられますね。

しかしその方法は根本的に興味をシャットダウンさせているだけなので、肝心なことは、「絵本って面白いな!」と思えるように仕向ける工夫が大事なんです。

物理的にテレビやスマホ、おもちゃ類を隠したり遠ざけたりしても、その反動でますます興味を抱いてしまうという結末になってしまいます。

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絵本離れになってしまった際の解決策は?

 

 

それでは絵本離れになってしまった際の解決策として最もおすすめなのが、「今の自分のお子さんが興味のある題材・テーマの絵本を選ぶこと」です。

そして、「テンポよく・リズム調で絵本を読む」ことを加えるとさらに絵本に対しての興味が向けられます。

まず、「今の自分のお子さんが興味のある題材・テーマの絵本を選ぶこと」についてですが、例えば車や電車、工事車両、レスキュー隊、お医者さん、ケーキ屋さん、魔女、冒険家、海賊、動物、昆虫、好きな食べものなど、自分のお子さんが好きな題材の絵本を見つけて、その絵本を急に読み始めるという仕掛けです。

子供にとって、自分が好きなテーマの絵本やお話が始まればやはり興味を抱き、関心が絵本に向けられます。

そこでテンポ良く・リズム調な語り口で絵本を読んであげると、その絵本の世界観にどっぷりと浸っている状態になるかと思います。

大切なことはベストセラーと呼ばれている絵本を無作為に選ぶのではなく、「その子が好きなものはなんだろう?興味を示しているのはなんだろう?」という問いに答える絵本を選ぶことが、絵本離れをしてしまったお子さんの関心を再び呼び戻す方法なのではないかと感じます。

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終わりに

 

 

絵本教育は情緒を育むことに優れているかと思います。

ただ、その子が興味がある題材やテーマであることが何よりも重要なのだと感じます。

例えば、同じ「たろう」の絵本でも、「ももたろう」「浦島太郎」「金太郎」「力たろう」「三年寝たろう」など全く内容の異なる昔話がありますね。

「取り敢えず名作だから読み聞かせを・・・」という判断も大切ですが、その子がもしも、海の魚や冒険などが好きならば「浦島太郎」をまずは読み聞かせる方が良いかと思います。

まずは「絵本ってやっぱり面白いなぁ」と感じることができる環境を作ることが必要ですので、好きなテーマの絵本を1冊だけでも探して繰り返し良き聞かせることが、絵本離れを防ぐ最大の解決策なのかもしれませんね。

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