はじめに
今回のコロナ騒動後に訪れるであろう問題があります。
それが「出勤うつ」と「学校再開うつ」です。
「出勤うつ」と「学校再開うつ」の対処方法について、簡単な解決方法と対策を考察してみました。
一度崩れてしまった生活のスケジュールをどうやって元に戻すのか?
また一番簡単に出勤うつを打開する方法を探ります。
★この記事の目次★
出勤再開うつと学校再開うつの原因は?
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社会人であればお盆休みや年末年始の時のように、また学生は長い夏休み明けの時のような、あのジメジメとどんよりした気持ちの低下が考えられる恐れがある。
それが、今回のコロナ騒動後に訪れるであろう「出勤うつ」と「学校再開うつ」である。
長いお休み明けには必ずと言っていいほど、この気持ちが沈む感情は恒例のように襲いかかってくるのだ。
勿論、仕事がしたくて出勤を楽しみにしている人も、学校が好きで好きで仕方がない人もいると思う。
ただ厄介なのが、この長い休みがあると必ずそのあとの普通の日常に戻った際の生活に支障をきたす場合もあるということだ。
気持ちの起伏があるかないかは別として、やはり長い休みを嫌だとは思っていなかった人たちにとってみると、今のロングバケーションのような生活は居心地がよく、コロナ禍であっても、インドア派の人々の生活はあまり普段と変わらなかったはずだ。
すると、生涯インドア派な私にとってみると、学生だった頃もそうであったように、長いお休みの後の学校再開や勤務再開は、やはり気持ちが滅入ってしまいそうになる程、心が重くなるような感覚に陥る。
世の中の人たちは、今回の騒動で、1日でも早く以前のような生活に戻って欲しいと願っていて、それでも私のようなインドア派でネクラなオタク気質の人種でさえも、外に出て大きく深呼吸をしたくなるほどだった。
鬱になる原因は生活スケジュールの変化
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ただ、やはりインドア派のネクラオタク気質には、長い休暇のような自粛は刺激が大きすぎたようにも思える。
ずっと寝ていることもできるし、好きな時に好きなことをする生活に慣れてしまっては、いざ、学校再開や勤務再開と言われたとしても、なかなかパッと来ないのが現実。
精神医療の分野では、太陽の光を網膜を通して見る事が出来ないと、精神衛生上の支障をきたすことは明らかで、特に外出自粛の中では、あまり太陽をまじまじと浴びたりする機会も減っていた。
また普段から自炊をしていれば何の問題もないが、ご飯は決まってお弁当か出前であったとするのであれば、自粛期間中の行動は制限をせざるおえないし、以前のように開いているお店も少ない。
栄養が偏りがちの出前しか配達をしていないことに気がついて、自炊のような真似をしながら冷凍食品やコンビニのお惣菜を食べていたりすると、やはり栄養は完全に偏ってしまう。
そして「次の日は朝から早く支度をして出なくちゃいけない!」という鎖は無くなり、夜中まで、もしくは明け方までどうぶつの森をひたすら続けてみたりする生活が習慣になりつつあるのだ。
この時点で、太陽の光を浴びない、食事がコンビニや冷凍食品ばかりで栄養が偏りがち、その上、夜更かしをして睡眠時間や睡眠サイクルが完全に崩れていることに気がつく。
この3つが揃うと、人はあっという間に「うつ」になってしまうのだ。
出勤再開うつと学校再開うつの解決策とは?簡単な解決方法
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となると、崩れた生活をもう一度、正しく直す事が先決だと感じる。
ただこの2ヶ月で生活は堕落し、完全なるネクラの引きこもりうつ状態になってしまっている状態でも、解決はするのであろうか?
ダラけるの簡単である。
でも、以前のようにしっかりと朝陽を浴びて、時間に食事を取り、夜はちゃんと寝ると言った当たり前で簡単そうに思える事が、どれだけ難しい事なのかが今になって分かる。
小沢健二の「フクロウの声が聞こえる」の歌詞にもこんな一節がある。
ちゃんと食べること、眠ること
この当たり前の繰り返しが、人間としての秩序や生き生きとした生命力を作り上げていた源だったということを、今になって気づかされている。
一度堕落してしまった生活を元に戻しすことは、実は難しい。
小さな子供たちがしているように、朝日とともに目覚めて、食事を決まった時間にとり、夜が深くなるにつれてしっかりと睡眠を取る事が、当たり前だけど、元気な精神状態で居られる事ができる簡単で一番早い方法だと思う。
私の経験からこの生活リズムを元に戻すためには、最低でも10日以上は掛かると覚悟をした方が良いだろう。
まずは、朝、太陽を浴びられるようにするためには何をしたら良いのか?
お布団の中で朝までスマホを弄っていたり、ゲームに没頭をしてご飯も食べず、気がつけば朝になっていたり。
オススメは、夜の10時にはスマホのタイマーをセットして、タイマーがなったら全ての活動を終わらせると決意する事。
そして、そのあとは寝るための準備に取り掛かる時間と考えて、スマホには極力触らず、ゲームにも触れずお風呂や寝るための支度を進めるようにする。
個人的に実践をして効果がすぐに現れた方法は、お布団に入ってからスマホやゲーム機を触れないように、遠くの場所に置いておく事が効果覿面だった。
まとめ
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大事なことは、「これから、また学校か…」とか「仕事がまた始まるのか…」と一度考え始めてしまうと、その考えは雪だるまになって最終的には嫌悪感しか残らなくなってしまうと思います。
そう考えはじめてしまう前に、どうにかしてベッドに潜り込み、スマホやゲーム機を触る事が出来ない距離を保ちながら、眠りにまでたどり着いたとしたのならば、良い方向に向かっている証だと思います。
ソーシャルディスタンス。
世の中的には社会的距離を保つ事が新しい生活様式になっていますが、出勤再開うつと学校再開うつから生還するためには、刺激的電子機器との距離を保つ事が解決をする第一歩なのかもしれません。