こんにちは。
この前、学生時代の仲間と女子会を開きました。
気持ち的には制服を着ていたあの頃に戻っていましたが、クローゼットに保管している制服を実際に着て・・・・は凶悪犯罪レベルの年齢になってしまいました。
婚活女子、妊活女子も多くなり、仕事や家庭や健康や病院の情報交換の話題が多くて、「好きな先輩が・・・♡」なんて時代が懐かしいですね。
友人の一人が、女子会前にインフルエンザの予防接種を受けてきたのですが、妊活中の友人が「今年はどうしよう」と悩んでいました。
予防接種を受けた数カ月は妊活が出来ないという話を聞いたようなのです。
それを聞いたもう一人の妊活女子が「そんな話を知らずに接種してしまった!」とショックを隠し切れない様子でした。
予防接種料金は1回2,500円~5,000円の費用がかかるため費用面でも悩みますが、インフルエンザ予防接種で妊活に悪影響があるのなら・・・と思うと躊躇しますよね。
とてもナイーブな時期だからこそ、料金だけでなく疑問や不安も夫婦で2人分になってしまう事もあります。
赤ちゃん待ちの妊活夫婦を応援したい!
そんな思いから、今回は「インフルエンザ予防接種が妊娠前の男性と女性に危険なのか?」、「妊活中には必要なのか?」について調べてみました。
★この記事の目次★
インフルエンザ予防接種は妊娠前も安全?生ワクチンと不活化ワクチンの違いは??
予防接種と言われるものには生ワクチンと不活化ワクチンの2種類がある事をご存知でしょうか。
生ワクチンは生きた細菌やウイルスの毒性を弱めたものをワクチンして、体内に注射して、その病気にかかったのと同じ状態を作って免疫をつけるのが生ワクチンです。
毒性をなくしたのでなく、弱めたというのがポイントです!
生きた細菌やウイルスを体内に入れるので副作用が強く、妊娠・妊活に悪影響を与える可能性はゼロとはいえないので、妊娠の可能性がある人には接種を控えているようです。
妊活中の人は予防接種を受けてから2ヶ月は避妊を勧められるそうです。
代表的なものはBCG、麻疹風疹混合(MR)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、水痘、ロタウイルスです。
一方、不活化ワクチンは細菌やウイルスを殺して毒性をなくし、抵抗力(免疫)をつけるのに必要な成分を取り出して作ったワクチンです。
不活化ワクチンはその病気に感染することはなく、精子や卵子に悪影響を及ぼすとは考えてにくいため、妊活中でも受けることは可能と言われています。
B型肝炎、肺炎球菌、日本脳炎、HPV(ヒトパピローマウイルス)は不活化ワクチンを使用しているようです。
ではインフルエンザは?
不活化ワクチンでした!!\(^o^)/
妊活中でも接種に問題はありません!ホッと一安心です!
妊活中のインフルエンザ予防接種はチメロサールフリーがおすすめ!危険な保存料ってなに?
では、その他に心配な点はないのでしょうか。
1928年にオーストラリアでワクチンの集団接種を行った子どもが大勢亡くなる事故がありました。
これは、予防接種のワクチン数人分の量が1つの瓶に入っていることで起きてしまいました。
1瓶から何度も薬液を採るうちに、細菌が瓶内に混入してしまい、その汚染されたワクチンを子ども達に接種していたのです。
その後、1940年ごろから、チメロサールというワクチンの保存料(防腐剤)が添付されるようになりました。
3歳以上が接種するワクチン量は0.5ml、医療機関で多く使用されているワクチン量は1ml。
1瓶で2人分の量になるため、現在でもチメロサールが添付されています。
チメロサールとは有機水銀(水銀化合物)の1つです。
「水銀」と聞くと、私は真っ先に水俣病を思いだし顎が外れるほど驚きましたΣ(・□・;)
ただでさえ保存料と聞くと体に良いイメージはありませんが、中でも水銀は一番選んじゃいけないヤツですよね。
妊活応援どころじゃなく自分の健康大丈夫か?と心配になり詳しく調べたところ、水俣病はメチル水銀でチメロサールはエチル水銀である事がわかりました。
一文字違いですが、大違いです。
チメロサールのエチル水銀はメチル水銀と違って体内に蓄積せずに排出されることと、一生毎日ワクチンを接種しても基準値内の量であることから安全性の高い保存料として認可されているようです。
でも、気になった点が1つ。
2000年にワクチンによる水銀暴露が自閉症に関連があるという報告がありました。
2004年にはWHO(世界保健機関)が否定していますが、最も水銀の影響を受けやすい胎児を宿す妊婦のワクチン接種を考えると、可能な限りチメロサールを減量し、将来的には代替となる保存剤を開発すべきだと勧告し、アメリカや欧州ではほとんどのワクチンからチメロサールを除去しています。
それなのに日本は2000年にはチメロサールの含有量が1990年代の1/10程度になったものの、予防接種の安全性を確保するために必要であり、現時点では接種による感染予防の利点がチメロサール毒性のリスクを上回ると考えられています。
結局、チメロサールを含まないワクチンを作るには、個別に使い切るワクチンの生産を行う必要があり、その結果生産性が落ちるから仕方ない。
インフルエンザに感染するよりはいいだろ?と言われているような気がしてしまいます。
私が妊活中なら腑に落ちないしどこか不安です。
インフルエンザワクチン全体量のほんの一部ですが、チメロサールフリーの個別ワクチンが生産され、医療機関によっては取り扱いもあります。
特に産婦人科では妊婦さんに勧める場合もあるようです。
今まで予防接種のワクチンに保存料が添付されているとは思いましませんでしたが、知らないって本当に怖いですね。
これからは妊娠前のご夫婦にはチメロサールフリーのワクチンをお勧めします。
取り扱いの医療機関が見つからない場合には、インフルエンザの感染予防かチメロサールの毒性回避かを選ばなければならなそうですね。
インフルエンザの予防接種は妊活中の男性に必須!感染は超危険!
排卵日の計算を行っている妊活中のご夫婦は少なくないはずです。
そのいざという日にインフルエンザになってしまった場合、もちろん女性も男性も、子作りどころではありません。
「仕方ない、来月でもいいか?」と思いますよね。
でも、インフルエンザなどの感染症で高熱が数日続くと精子数が減少することがあるんです!
これは一時的なもので2~3か月するとほぼ回復するとは言われていますが、1日も早く赤ちゃんに会いたいとその期間は長いですよね。
また、稀ですがおたふくかぜのように42度以上の発熱することもあり、高熱により睾丸炎をおこすと造精機能障害をおこすことがあります。
インフルエンザの感染で不妊の原因になる可能性があるので、子作りを考えている人は注意が必要です。
ちなみに女性の場合、妊活中より妊娠した時のインフルエンザの感染が一大事です!!
妊娠中は薬の服用が制限されます!もし感染しても薬が飲めません。
インフルエンザの予防接種は夫婦で絶対に受けていただきたい!!と思います。
まとめφ(`д´)メモメモ…妊活中の女性男性必見!インフルエンザの予防接種はどうする?!
インフルエンザの予防接種後、2週間~1ヶ月ほどかけて抗体が作られます。
迷っているうちにインフルエンザが流行ってしまったという話もあります。
予防接種を受けても感染してしまう場合はありますが、重症化は避けられます。
子作り当日に万全の体調でいる為にも、感染による後遺症を避ける為にも、インフルエンザの予防接種は流行前に必ず受けていただきたいです。
出来る事ならチメロサールフリーを選びましょう!
万が一、取り扱いの医療機関が見つからない場合は、チメロサールの毒性とインフルエンザ感染の後遺症を天秤にかけて、受けるかどうか決めたほうがよさそうですね。
やっぱり接種はしないと決めた方は外出する際はマスクを着用して、手洗いうがいを徹底して感染予防に気を付けましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました(^ ^)
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