意外と知らないことが、この世の中には沢山あるんだなぁ〜ということを、改めて実感した今日この頃。
皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?
空気が寒く、日の暮れる時間がどんどん早まっている季節に、インフルエンザ関連のことで耳を疑うような新事実を聞いてしまったので、今回はご紹介をしていきたいと思うのですが…
元々、インフルエンザ脳症は幼児に多いとされていましたが、近年、お年寄りや大人にまでインフルエンザ脳症が浸透しているそうなんです。
インフルエンザの感染が引き金になって、神経細胞や脳などに障害が現れてしまう、とても恐ろしい病気です。
場合によっては、全身の臓器にまで障害を受けてしまう多臓器不全となる重病化の可能性があるそうなんですよ。
まさか…
インフルエンザウイルスで?
そう耳を疑いたくなるのも分かります!
では、一体、インフルエンザ脳症と言うものがどんなものなのか?
今回は大人もかかってしまうインフルエンザ脳症について、発症の原因など分かり易く解説をしていきたいと思います。
★この記事の目次★
インフルエンザ脳症は幼児(赤ちゃん)だけではない?大人の感染の恐怖!
元々、インフルエンザ脳症は1歳から5歳ぐらいの幼児が、けいれん、意識障害、異常行動などの神経症状があらわれる症状でした。
さらに症状が加速すると、血管が詰まったり臓器が動かなくなったりすることがあり、命の危険性も危うくなります。
改めてインフルエンザウイルスの猛威と言うものを感じましたよ。
しかし、最近では大人がインフルエンザ脳症になり死亡するケースも増えており、幼児だけの病気ではなくなってきているのが現状なんです。
よく、どんな病気や症状でも「大人は大丈夫!」と言われていたものも、今後、人間なら大人でも子供でも全員が危険な病気と言うものが増えてくるのではないかと感じました。
インフルエンザ脳症の症状とは?痙攣や意識障害が判断材料に!
では気になるインフルエンザ脳症についてですが、どんなものなのでしょうか?
インフルエンザの発症から、数時間後にけいれんや、意識障害、関連性のない言葉や会話、ろれつが回らないなどの意識障害が起こります。
症状が進行すると多くの臓器に障害が出始めるそうです。
この段階で多くの方が「もしかして、何かの病気かも?」と心配し、病院を受診するみたいですね。
その後、血尿や、ひどい下痢になったり、凝固障害という出血傾向などが目に見えるかたちで症状として現れます。
場合によっては人工呼吸器が必要となるので、ただちに救急車などを呼ぶことが適切なんです。
目に見えて「何かいつもとは違う症状」というものが現れて来るんですね。
インフルエンザ脳症の発生は急激ですので、けいれんや意識障害が現れた場合、すぐにお医者さんに診てもらうことが先決です。
風邪の症状に似たインフルエンザだからこそ甘く見てしまい、市販薬を飲んでいれば「自然と治るでしょう」なんて考えていると取り返しのつかないことになってしまいますね。
風邪で痙攣や意識障害といった症状はあまり聞いたことがないので、まさかインフルエンザが原因だなんて思いもよりませんね…
インフルエンザ脳症が発症する原因とは?まさかの結末
肝心なインフルエンザ脳症について発症原因ですが、まだ、はっきりと解明されていないんです。
と言うことは、原因不明と言うことになります。
唯一、分かっているのがインフルエンザウイルスに感染をしているということです。
ですので、インフルエンザ予防が一番の予防策になりますね。
ただインフルエンザウイルスが最初鼻粘膜に感染をして、増殖をし、全身に広がる可能性が高いと分析する専門家もいます。
この時、脳内にもウイルスは侵入しているそうなんです。
しかし、脳症では脳からウイルスが検出された事例が今までで一つもないんですね…
インフルエンザ脳症という病気は、ウイルスが直接脳に侵入しなくても、発生をしてしまうという恐ろしい病気なのです。
原因が未だ不明ということですので、インフルエンザワクチンの接種や、インフルエンザ感染後の早急な病院受診と治療、もしも重症化した場合の補償を考え生命保険などの加入が対策方法だと感じました。
普段からのインフルエンザ予防も大切なので手洗いうがいは、正直めんどくさいのですが、習慣化することで病気が悪化する原因を防ぐことができます。
日頃から体調管理や栄養を摂って、免疫力を高めることも良い方法だと感じた私なのでした。
そして、インフルエンザウイルスについて潜伏期間や風邪の症状との見極め方、予防方法について分かりやすく書いた記事もありますので、合わせてご覧くださいね★
関連記事:インフルエンザと風邪の違いや見極め方とは?一石二鳥の予防方法を公開
最後までご覧いただきありがとうございました。