カレーは飲み物!
そう、あの名言を生み出した石ちゃん(ホンジャマカ)に敬意を払い制定された記念日ではなさそうなんですが、皆さんは1年でどれぐらいカレーを召し上がっていますか?
いやいやいや!
1年でっ!だなんて…
そうツッコミを入れてしまうあなたは、すでにカレー通ですねぇ。
国民食となったカレーライスですが、月に1度は必ず食べている!という方も多いかと思います。
特に家族のを持つ世帯のカレー率はかなり高いそうで、誰もが愛するべきカレーは晩御飯でも、お昼でも、そしてスタミナをつけたい朝にでも食べたいメニューですね。
日本のカレーのアレンジってかなり優秀だと思いませんか?
カレーライスはもちろんのこと、カレーうどんにカレーラーメン、カレーコロッケに、カレー粉炒め…
そんな永遠のど定番食・カレーですが、記念日が存在をしていたってご存知でしたか?
1月22日がカレー記念日なんです!
今回はカレーの日にまつわる「カレー雑学」などを皆さんの知らない世界をご紹介しましょう。
★この記事の目次★
インドにカレー存在しない説って本当?カレー記念日の由来は?
なぜ、1月22日がカレーの記念日になったのかという由来についてですが、私的には「なんかまた、語呂合わせ的な感じかなぁ〜」と思っていました。
しかし調べてみるとちゃんとした理由があったんですね!
今から33年前の1982年に全国の小中学校が一斉にカレー給食をお昼に出した初メニュー登場の日だったのです!
それを記念して…
と言うことになりましね。
では、世界のカレー事情についてはどうなのでしょうか?
日本のカレー記念日のように、カレーは海外の人たちのとってどんな存在なのか?
そう調べているうちに…
カレー発祥の地、インドについて調べていたのですが、実はインドには『カレー』と名のつく料理は無いと言われているんですよ!
えっ!!
インドにカレー無い説?
じゃあインド人が美味しそうに朝昼晩と食べている、あのカレーのような液体は何なんでしょうか?
さらに、カレーがなければインドの方が主食として食べているものは何なんでしょう?
それは「カリ」と言うんです。
「カリ」というのはタミナール語でご飯にかけるスープ状のお料理という意味だそうです。
日本では「カレー」で浸透していますが、「カレー」と現地のインドの方に伝えても伝わらないそうです。
世界初のカレーの粉はインドではなかった?!
全国数千万人のカレーファンの皆様に、まずはカレーの基礎豆知識をご紹介しましょう。
なんと驚きなことに、世界で一番最初の『カレーの粉』はインドではなく、イギリスだったんです。
よく英国風カレーなどをレストランで見かけることがありますよね?
実は『カレー粉』の歴史はそんなに古くなかったんです。1772年にイギリスの初代インド総督・ヘースティングスが持ち帰ったインドの「カリ」をビクトリア女王に献上したことが始まりだとされています。
またイギリスではシチューが主流でした。しかし乳製品や土地柄、すぐに痛んでしまうということからシチューよりも日持ちがする香辛料入りの料理がポルトガルから伝わりました。
それが現在のカレーの基礎だと言われています。
日本に初めてカレーが登場したのはいつ?
カレーといえば皆さんがインド料理と声を揃えて言うことに間違いはありませんよね?
しかし日本にカレーがやってきた当時、インドから直接伝わったものではなかったんです。
日本では幕末から明治初期にかけて「西洋料理」として伝わりました。
まだこの頃は『インド料理』という括りはありませんね。
イギリスのコックさんや主婦の方たちは、様々は種類がある香辛料を料理に使いこなすことが出来なかったそうです。
そのためスパイスを最初から配合して、料理の時の手間を簡略化されたカレー粉が誕生しました。
日本でカレーが浸透した理由とは?
米飯給食の普及に多大に貢献をしたとされる「カレー」ですが、日本では1900年代の最初の頃まで「カレー」という料理は、兵士に食べさせるための栄養食だったんです。
兵士たちは戦いに備えて軍で「カレー」の作り方を覚えたそうです。
そして戦いを終えた兵士たちが家族のもとに帰ると、家族のみんなにカレーの作り方を教えてから、以後、一般的な料理のメニューとして「カレー」が作られたんです!
まさかの展開ですね!
「カレー」を日本人が食べるようになったきっかけと、家庭の食卓で出すきっかけが戦いの兵士たちの食事に関係をしていたなんて驚きです。
今晩の夕食のメニューに困った時や、冷蔵庫の余り物を整理したいときなど、「カレー」はとても役に立つメニューですね。
「カレーの日!」と聞かされたら、無性に食べたくなってきました。「チキンカレーにするかポークカレーにするか?」、はたまた「ハンバーグカレーにしようかなぁ」なんて考えているとニヤニヤしてしまいそうです。
そんなことを想像しながら、カレーが無性に食べたくなる私なのでした。
ということで、最後までご覧いただきありがとうございました。