今、アメリカで話題になっているソーダ税について物議を呼んでいますね。
「ソーダには税金を!」という感覚、正直、日本人の私たちにとっては何のことなのかさっぱり分かりませんよね。
実際、ソーダ税が施行されている世界の国々の方は、どう感じているのでしょうか?
実は先日、アメリカのペプシコーラを製造販売するペプシコが、「砂糖を減らします!」という発表をしたんです。
ということは…
看板商品の味さえも変えてしまうということ?
ペプシファンいとってはかなり耳の痛い発表ですが、その真相とは?
今回は、もしかしたら日本でも施行されるのかもしれない謎の多い「ソーダ税」施行におけるアメリカでの影響などについて考えてみたいと思います。
★この記事の目次★
ソーダ税とは?なぜフィラデルフィアに導入?
まず、この聞き慣れない言葉「ソーダ税」についてご説明をしたいと思います。
このソーダ税とは、世界で初めてアメリカのフィラデルフィアで炭酸飲料水など約30mlあたり1.6円の課税を導入するというものなんです。
実はこの奇妙な税金、今後、アメリカの主要都市全土に広がってしまうという恐れもあるそうで…
私的には、正直このニュースを知った時に、来るところまで来たか…とあまり驚きはしませんでした。
よく世界各国では贅沢税と呼ばれる課税を施行している国が多いので、いづれ何かにつけて課税をされるんだろうなぁ~なんて感じていました。
特に肥満問題が加速するアメリカにとっては、カロリーのあるものは全部税金アップ!と言わんばかりの法律改正になろうとしているんじゃないかと…
そんなソーダ税が施行されたフィラデルフィアも、私のなかでは肥満問題を抱える街で、私自身、フィラデルフィアといえばフィラデルフィアサンドを思い出します。
フィラデルフィアサンドとは、味付けの濃い牛肉を煮込んだものをホットドック用のパンに挟んでいるもので、まさにジャンクフードの定番なんですね。
もっと分かりやすく例えるなら、牛丼の具をパンに挟んだものです。
そんな印象しかないフィラデルフィアですが、よくNBAなどの試合会場などではポピュラーなフードメニューとして売られているそうですね。
そりゃあ肥満にもなるよね…
そこで登場したソーダ税に物議が出るのも無理のない話です。
ではこのソーダ税の遣い道や目的とは何でしょうか?
ソーダ税は、税収の一部を保育園やレクリエーション施設の設備などに充てる目的があるそうです。
ただ一番の狙いは肥満問題の解消なんですよね。
莫大に膨れ上がる医療費や関連施設のパンク状態解消などの対策としてソーダ税が導入をされたという訳なんです。
今後、サンフランシスコでの導入も考えられているそうなので、これは炭酸飲料を製造販売する企業にとっては厄介な話ですね。
ソーダ税導入でペプシの味に変化?!
実は今回のソーダ税導入が引き金となり、ペプシコーラを製造販売するペプシコが、砂糖の使用を削減する!という発表に踏み切ったんです。
勿論、皆さんもご存知の通り、砂糖不使用でカロリーゼロのペプシも販売していますが、看板商品であるペプシコーラにメスが入ってしまったんですね。
砂糖の使用を削減するということは…
どう考えても味が変わってしまうんじゃないかと感じるのですが…
味の変化や詳細については多くを言及しなかったそうなので、もしかしたら現在のペプシコーラと味が異なる可能性が高い気がします。
ただ、心配なのがペプシコーラの味の変化だけではないんですね…
ペプシがそう言うのなら…
という感じで、他の炭酸飲料を製造する企業が、同じように使用する砂糖の量を削減する!と言い始めてしまったら…
コカ・コーラの製品も同じことになってしまうんじゃないかと、勘ぐってしまいますね。
ソーダ税が日本に導入される日とは?
近年、世界的に見ても健康志向が高まり砂糖を多く使用した炭酸飲料の消費が激減しているというデータがあるそうです。
そんな状況下のなかでもソーダ税に踏み切ったフィラデルフィアは、深刻な肥満問題をどうにかして減らそうとする必死さが伝わってきますね。
ただ、日本でも同じように肥満問題が増え、医療費が莫大になった時に、「じゃあソーダ税を!」とはならない気がします。
大のソーダ好きとしては、そんな課税が導入されようものなら大反発してしまいそうです。
なんだか個人的な感情が爆発しそうになってきたので、ここはひとまず気持ちを落ち付かせるために炭酸飲料でも飲んで…
妙にペプシが恋しくなるわたしなのでした。
ではでは…
最後までご覧いただきありがとうございました。